プロが教えるタイルの黒ずみの落とし方6選

玄関のタイルの黒ずみ…。掃除しても落ちない。毎日そうじしているのにな~。タイルにもたくさん種類がありますが、今回は玄関やトイレでよく見かける磁器タイルの黒ずみの落とし方をプロの私が教えちゃいます!

なぜ、玄関が汚れて黒ずむのか?

玄関タイルの黒ずみは、雨降り時の水分や外から持ちむ土砂汚れがタイルの凹凸に踏みこんだりして蓄積していきます。こういった土砂汚れや水垢は市販の洗剤では取れません。

タイルの黒ずみを家庭用高圧洗浄機で飛ばす

通販TVでもホームセンターで見かける家庭用高圧洗浄機。外部なら高圧洗浄機を使ってタイルの凹凸の汚れをたたき出すと簡単にキレイになります。高圧洗浄機を使っても黒ずみが取れない場合は他の落とし方を試しましょう。

タイル黒ずみをメラミンスポンジで落とす

メラミンスポンジは、ホームセンターでよく見かける激落ちくんです。水だけで簡単に汚れが堕ちるので現場でも重宝してます。ハウスクリーニングでは、必須アイテムとして常に持っている業者がほとんどです。しかし、使えない場所もあるので注意が必要です。

バケツに水を溜めてメラミンスポンジに水分を含ませてから軽く絞り、優しくゴシゴシしましょう。汚れが落ちたら水拭きして乾燥させてください。凹凸のある滑りにくいたタイルの場合は、メラミンスポンジが削れてくるので消耗が早く使えない場合がありますので注意してください。

タイル黒ずみを重曹(炭酸水素ナトリウム)で落とす

化学的な洗剤よりも安全に使えると言うことで一般家庭にも浸透してきました。重曹の認知度も高まり、ホームセンターでもよく見かけます。人体に影響がなく安全に使えることから重曹が成分の洗剤も多数あります。また色んな場所のお掃除に使えるので万能洗剤としても有効です。床に重曹の粉末を振りかけて水で濡らしたブラシでこすると黒ずみが取れます。お湯を使うと効果的です。ですが、重曹は弱アルカリ性の性質な為、ひどい汚れを落とすことは少し難しいと思います。

タイルの黒ずみをクエン酸で落とす

クエン酸も安全性が高く、重曹と同じく色んな場所に使えます。重曹がアルカリ性なのに対し、クエン酸は酸性の性質を持ちますので、重曹とクエン酸はよく似てますが、性質は間逆になります。酸性の性質を持つため「水周り」のお掃除に効果的です。タイルの目地に使用すると傷める事がございます。

タイルの黒ずみをサンポールで落とす

これが以外と知られてません。サンポールはトイレ用と固定概念がありますが、頭を柔らかくしてください。トイレだけではなく、タイルの黒ずみには効果的です。ただ、塩酸が配合されているので使用時には充分な注意が必要です。

サンポール

サンポールを水で薄めて使います。汚れが落ちなかったら濃くしてください。汚れが落ちたら直ぐに充分に水を流して中和させてください。タイルが傷んで元に戻りません。

タイルの黒ずみを洗剤で落とす

私が一般の方におすすめすは、こちらの酸性ヌリッパーという酸性の洗剤です。成分はオキシ酢酸・リン酸25%配合されてます。

コスケム 酸性ヌリッパー

おすすめする理由は、強力な酸性洗剤ながら、様々な素材に使用出来て付け置きが可能でタイルを傷めにくいからです。ただ酷い汚れではこれでは取りきれません・・・。

業者向けにはこちらがおすすめ

ビアンコジャパン(BIANCO JAPAN) タイルクリーナー

説明は端折りますが、乳酸などの有機酸を主成分とした環境にやさしい洗浄剤ですが、一般の方は使用方法を十分に把握して自己責任の元お使いください。

玄関タイルの清掃事例

私が施工したタイル黒ずみ除去です。実例をご覧ください。

タイル薬品洗浄 施工事例①

 

タイル薬品洗浄 施工事例②

 

タイル薬品洗浄 施工事例③

 

タイル薬品洗浄 施工事例④

 

タイル薬品洗浄 施工事例⑤

 

玄関そうじで運気もアップ!?

玄関は家の顔でいつも人に見られる場所。家の印象=その人の印象みたいなことないですか?玄関が汚れているとその家の人の心まで汚れているんじゃないか?って具合に。これは心理的にそうなるみたいです。簡単に掃き掃除だけでもする事で土砂汚れも軽く防げますので習慣つけましょう。また、風水的にも運気があがるかもです?

玄関掃除でいい事ばかり

掃除したあとって凄くスッキリしませんか?疲れるけどスッキリして気持ち良いものです。なにか最近良いことがないな~とか、ついてないな~とか運気が下がっている時は「掃除力」で身も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?ピカピカに出来なくても、今出来ることを前向きにやってみるという心が大切です。

以上、少し脱線したお話もありますが、タイルの黒ずみの落とし方をお話しました。この他にまだまだ黒ずみの落とし方がありますが、一般的に危険なやり方になり事故の元になりかねません。タイルの汚れにお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。

※タイルの素材やタイルの目地を傷める可能性もありますので目立たない所でテストしてください。また自己責任の上お願いします。


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