ダイソーの錠剤型お風呂クリーナーを使ってみた|溶ける時間・pH・使い心地

ダイソーの水に溶かして使うお風呂クリーナー

水に溶かすお風呂洗剤、実際どうなの?

  • 錠剤はどのくらいで溶ける?
  • 液性や使い方は?
  • 普段のお風呂掃除に使いやすい?

ダイソーで見つけた「水に溶かして使う お風呂クリーナー」。小さな錠剤から洗浄液を作れる商品ですが、使う前の準備や汚れ落ちが気になるところです。

今回は実際に購入し、水300mLに錠剤を1錠入れて、溶けるまでの時間と溶解後のpHを確認しました。浴室で使った時の泡立ちや、日常掃除に取り入れたいと感じた点も紹介します。

先に結論|今回の溶解時間は20分。日々のお風呂掃除に使いたい印象

今回の検証では、水300mLに錠剤1錠が完全に溶けるまで20分かかりました。溶解後の液をpH試験紙で確認すると、色見本では約6。パッケージの液性表示は「弱酸性」です。

今回使ったスプレー容器では細かい泡が出て、表面にとどまりやすいと感じました。普段使っているクエン酸スプレーよりも、汚れ落ちがよさそうな印象です。

使用できる素材を確認したうえで、お風呂上がりの日々の掃除に取り入れたいと感じる商品でした。ただし、すぐ使える液体洗剤とは違い、溶かす時間が必要です。

確認したこと 今回の結果・感想
溶かした量 水300mLに錠剤1錠
完全に溶けるまで 20分
pH試験紙の読み取り 約6(色見本による目安)
泡の様子 細かく泡立ち、表面にとどまりやすいと感じた
使ってみた印象 お風呂上がりの日常掃除に使いたい

溶解時間とpHは今回の条件で確認した結果です。汚れ落ちの感想は、同じ汚れ・同じ濃度などの条件をそろえた比較試験によるものではありません。

ダイソーの錠剤型お風呂クリーナーとは?価格と内容量

水に溶かして洗浄液を作る、浴室用の錠剤型洗剤です。購入した商品は6個入りで、錠剤は個包装になっていました。

購入時の価格は110円(税込)で、1錠で300mL、6錠で合計1.8L分の洗浄液を作れます。これは6回分の調製量であり、1.8Lをまとめて作って保存するという意味ではありません。

個包装されたお風呂クリーナーの錠剤

商品名

水に溶かして使う お風呂クリーナー
内容量 27g(4.5g×6個)
液性 弱酸性
用途 浴槽・浴室内の床や壁
JANコード 4550480719856
錠剤型お風呂クリーナーのパッケージ裏面

成分表示には界面活性剤とクエン酸などを記載

パッケージには、界面活性剤(27%)、アルカリ剤(炭酸塩)、金属封鎖剤(クエン酸)、pH調整剤、賦形剤、香料、防腐剤が記載されています。

クエン酸だけを水に溶かしたものとは成分構成が異なります。なお、表示の「界面活性剤27%」は商品自体の成分表示で、水300mLに溶かした洗浄液の濃度ではありません。

クエン酸水そのものの作り方や使用時の注意点を確認したい方は、クエン酸水の分量・作り方とお風呂で使う時の注意点をご覧ください。

錠剤型お風呂クリーナーの成分と液性表示

実際に溶かして確認|水300mLに1錠で20分

表示どおり、水300mLに錠剤を1錠入れました。溶けている途中は錠剤から細かい泡が出ており、底にはまだ錠剤の形が残っていました。

水の中で細かい泡を出す錠剤

そのまま経過を確認し、今回、完全に溶けたと確認できたのは投入から20分後でした。

「使いたい時に入れれば、すぐに洗浄液になる」と考えていると、この待ち時間は気になるかもしれません。掃除を始める少し前に準備する使い方が合いそうです。

毎回20分で溶けると保証するものではありません。溶け残りがある場合も、自己判断でお湯や別の洗剤を加えず、パッケージの作り方に従ってください。

溶解後のpHは試験紙で約6

錠剤が完全に溶けたあと、pH試験紙を使って確認しました。試験紙の色を付属の色見本と照らし合わせると、pH6に近い色でした。

溶解後の洗浄液を確認したpH試験紙と色見本

今回は試験紙による確認なので、結果は「pH約6」という目安です。精密な測定値ではなく、この数字だけで洗浄力や素材への安全性を判断することはしていません。

浴室で使った感想|細かい泡が表面にとどまりやすい

作った洗浄液をスプレーすると、今回使った容器では細かい泡が出ました。鏡のような垂直面でも、泡が表面にとどまりやすいと感じました。

浴室の鏡に付いた洗浄液の細かい泡

ただし、この泡立ちは今回のスプレー容器で確認したものです。また、泡が付いたことと、頑固な水垢が落ちることは分けて考える必要があります。

鏡での使用は今回の実使用記録です。商品表示の用途は浴槽・浴室内の床や壁であり、すべての鏡や蛇口への使用をすすめるものではありません。設備側の説明書も確認してください。

水栓金具でも使ってみた

浴室の水栓金具でも使用しました。使用中と洗い流したあとの様子を写真に残しています。

水栓金具に洗浄液をスプレーする様子
洗い流したあとの水栓金具

写真は今回の使用記録です。汚れの種類ごとの除去性能や、長年蓄積した水垢への効果を示す比較試験ではありません。

クエン酸スプレーより汚れ落ちがよさそうに感じた

使ってみた感想としては、普段使っているクエン酸スプレーよりも、汚れ落ちがよさそうに感じました。

ただし、今回は同じ汚れを区切って洗い比べた試験ではありません。「クエン酸より必ず落ちる」という結論ではなく、実際に使った時の印象としてお伝えしています。

頑固な水垢や鏡のウロコがどの程度取れるかは、今回の記録だけでは判断できません。落ちにくい汚れを無理にこすり続ける使い方は避けましょう。

同じダイソーの液体タイプも気になる方には、ウロコ水アカ汚れクリーナーをシンクで実際に使った結果も紹介しています。使う場所や商品の用途を確認する参考にしてください。

プロ目線|お風呂上がりの日常掃除に取り入れたい

今回使ってみて、弱酸性の洗剤として、お風呂上がりの日々の掃除に取り入れたいと感じました。

使える素材かを確認して、気になるところから掃除する。毎日浴室全体を完璧に洗う必要はありません。自分の掃除のペースに合うかどうかも、洗剤選びの大切なポイントです。

使い方|作った洗浄液を使い、こすって洗い流す

  1. 商品と掃除する設備の表示を確認し、換気して保護手袋を着用します。
  2. 水300mLに錠剤1錠を溶かします。錠剤は素手で触らないようにします。
  3. 洗浄液を市販のスプレー容器に入れます。他の洗剤が残った容器は使わないでください。
  4. 表示の目安は1㎡あたり9回噴霧。スポンジでこするか、スポンジや布に洗浄液を含ませて汚れをこすります。
  5. 水で洗い流します。

今回「日常掃除に使いたい」と感じたのは、洗ったあとに流して使う洗剤としてです。スプレーしたまま一晩置く使い方ではありません。

作り置きと放置時間に注意

  • 作った洗浄液は速やかに使い切ってください。
  • 洗浄液を付けたまま10分以上放置しないでください。
  • 飲料用のペットボトルなど、誤飲につながる容器に入れないでください。

錠剤を溶かすのにかかった「20分」と、設備の表面に付けておく時間は別です。

使えない素材と、混ぜてはいけない洗剤

パッケージには、銅・真鍮・鋳鉄・大理石には使用しないと記載されています。また、一部の浴槽や浴室の床・壁では白くなることがあるため、目立たない部分で試してから使用するよう案内されています。

弱酸性でも、どの素材にも使えるわけではありません。設備の説明書で酸性洗剤の使用が禁止されている場合は使わず、指定されたお手入れ方法を選んでください。

塩素系洗剤・カビ取り剤とは絶対に混ぜないでください

酸性の洗剤と塩素系洗剤を混ぜると、有害な塩素ガスが発生するおそれがあります。本商品も、他の洗剤と混ぜず、単独で使用してください。

塩素系カビ取り剤が残っている場所に重ねて使わないでください。カビ取り作業とは別日に分け、洗剤を残さないよう十分に水で洗い流しましょう。

どんな人に向いている?

洗剤のストックを錠剤で持ちたい方や、掃除の前に洗浄液を準備する使い方が苦にならない方には、候補になる商品です。

一方、思い立ったらすぐ掃除したい方には、溶かす時間が手間に感じられるかもしれません。少しずつ長期間使いたい場合も、作った液を速やかに使い切るという条件を考えて選びたいところです。

今使っている洗剤で困っていなければ、無理に買い替える必要はありません。ほかのタイプとの使い分けは、お風呂洗剤の選び方でも紹介しています。

よくある質問

錠剤を2個入れると、もっとよく落ちますか?

今回は濃度を上げた検証はしていません。表示どおり、水300mLに1錠で使用してください。

6個入りなら、お風呂掃除6回分ですか?

6個で300mLの洗浄液を6回作れます。ただし、掃除1回で使う量は範囲などによって異なるため、お風呂掃除6回分と一律にはいえません。

作った洗浄液は何日保存できますか?

パッケージには「作った洗浄液は速やかに使い切る」とあります。何日間保存できるかは今回確認していないため、長期の作り置きを前提にしないでください。

まとめ|溶かす手間も含めて、日常掃除に合うか選ぶ

ダイソーの錠剤型お風呂クリーナーは、今回、水300mLに1錠を入れて20分で完全に溶けました。pH試験紙では約6を示し、使用時には細かい泡が表面にとどまりやすいと感じました。

実際に使った印象は、お風呂上がりの日常掃除に取り入れたい洗剤。ただし、溶かす時間と、作った液を速やかに使い切る点には注意が必要です。

使える素材を確認して、自分の掃除のペースに合いそうなら試してみてください。毎日完璧にすることより、無理なく続けられる方法を選んでいきましょう。

小野憲明

清掃業者/お掃除コラムニスト 小野憲明

大阪を中心に、小野クリーンサービスとして店舗・施設・住まいの清掃に携わっています。お掃除コラムでは、実際に使った道具や洗剤の使い心地を、清掃現場の視点と合わせて紹介しています。

落とすことだけでなく、素材を傷めないことも大切に。「心、洗うハウスクリーニング。」を軸に、無理なく取り入れられる掃除をお伝えします。


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